半導体の裏側 2022 7 24

書名 IT戦争の支配者たち
著者 深田 萌絵  清談社

「半導体不足で大崩壊する日本の産業」
 最近は、風呂が故障すると大変だと聞きます。
風呂の温度を制御しているのが半導体であり、
その半導体が不足しているからだという。
 しかしながら、そもそも日本は昔、
半導体の生産では世界一だったのです。
 それが今や、
台湾や中国の半導体に依存するようになりました。
 半導体生産の歴史は、
アメリカ、日本、台湾と移り変わっています。
 ただし、半導体開発や生産をめぐる歴史は、
小説や映画よりドラマチックですが、
これを取り上げたマスコミは少ないと思います。
 やはり、記者が文科系なので、
技術的なことはわからなかったのだろうと思います。
 半導体の世界は、映画の題材にするほどドラマチックです。
正に「事実は小説よりも奇なり」が半導体の世界です。
 産業の中心である半導体の生産は、
日本から台湾、そして中国へ移っていくでしょう。
つまり、将来の覇権国は中国かもしれません。
 日本は、1980年代にバブル経済で、
アメリカに追いつき追い抜くと言われました。
 これは経済力だけでなく、
技術力も世界一だったのです。
 日本の技術は韓国や台湾に移転して、
最終的には中国を覇権国家にするでしょう。
 日本は「技術移転大国」です。
問題は、その技術が軍事転用可能なことです。
日本は、日本の技術で滅ぼされる日が来るでしょう。
本当に「事実は小説よりも奇なり」です。
































































































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